令和7年度 文化祭

11月8日(土)に「文化祭」を開催しました。
今年のスローガンは「絆 ~思い出に残る最高の青春祭~」でした。
今年度の文化祭も多くの来校者があり、活気のある文化祭となりました。

≪ステージ発表1≫
<学習活動発表 (1学年)>
テーマは「13期生 今日までの足跡 明日からの夢」でした。本校に入学してから現在までに経験した、体育大会や就業体験、部活動、授業や学校生活などの場面で、自分たちが頑張ったことや成長したことについて、演技やスライドで発表しました。
また、将来の生活に向けて大事なことや、これからの決意を発表し、最後にサンボマスター「できっこないをやらなくちゃ」に合わせてダンスを踊りました。

<学習活動発表「進路学習」(2学年)>
「幸せな将来を目指して ~ウェルビーイングな働き方改革~」では、卒業後の就労生活に向け取り組んでいる進路学習について発表しました。
三つのテーマ(「身体の健康」、「心の充実」、「人とのつながり」)について、アンケート調査結果などから考え、導いた「ウェルビーイングを高めるために、私たちにできること」を発表しました。

<学習活動発表(3学年)>
テーマは「修学旅行 ~学びを生かして素敵な社会人になろう~」で、三つのグループ(学習、集団行動、基本的生活習慣)ごとに発表しました。修学旅行でのエピソードを交えながら、時間を守ることや体調・衛生の管理などを意識しながら活動に取り組んだこと、様々な体験が良い思い出になったことなどを発表しました。

<全国大会等報告>
全国大会等報告では、出場、出場予定のある四つの全国大会についての活動報告を行いました。

①第45回全国アビリンピック木工部門の報告では、のこぎり・のみ・かんな等の手工具を使用して蓋付き木箱を製作するポイントや頑張ったことを発表しました。「自分の実力が発揮でき、チャレンジしたことをこれからの経験に生かしたい。」と結びました。

②第4回全国特別支援学校フットサル大会の報告では、全国3位になれたことを報告しました。日々練習を積み重ねて努力してきたこと、試合を重ねるごとに成長できたことなど、全国大会ならではの貴重な経験と応援してくださった皆さんへの感謝の気持ちを伝えました。

③第32回全国特別支援学校文化祭書道部門の報告では、作品が県の代表として出展されることを報告しました。「希望」の文字に込めた思いや選ばれた時の喜び、今後はより難しい字に挑戦したいという目標を発表しました。

④スポGOMI甲子園2025の報告では、最初にスポGOMI甲子園について紹介した後、環境班に所属している3年生チームが約11㎏のごみを集めて、富山県大会で優勝し、全国大会へ出場することを報告しました。

 

<作業班PRタイム>
作業製作品の紹介や、作業班の取組をオリジナルCM、寸劇などを交えて、作業班ごとに様々な趣向を凝らして発表を行いました。会場の皆様に参加していただくクイズや体操の企画もあり、とても盛り上がりました。

 

<閉会式>

会場の皆様を囲み、校歌の二部合唱をしました。主旋律と副旋律に分かれた二部合唱による優しいハーモニーが会場全体を包みました。
生徒一人一人が活躍し、“絆”が深まった文化祭となりました。来校していただいたたくさんの皆様、ありがとうございました。

<作業学習 販売・体験等>
閉会式後、作業学習の各班の販売・体験等が行われました。

〇木材加工班
鍋敷きや鉢カバー、小物トレイなどの作業製作品の販売やオリジナルキーホルダーを作る体験を行いました。

〇食品加工班
干しりんごや乾燥野菜、米こうじ味噌などの作業製作品の販売を行いました。袋詰めや商品補充、会計などは生徒が担当しました。すべての製品が売り切れ、大盛況でした。

〇福祉班
秋をテーマにデザインしたレジャーシートを持って、指示されたイラストの近くの穴にボールを落とす「秋のボール落としゲーム」を行いました。全員で息を合わせてシートを動かすのは絶妙に難しく、歓声が上がっていました。

〇流通班
日頃、流通班が行っているガスメーターの分解と部品の分別体験してもらいました。3分間でどれだけネジを外せるかと部品を仕分けられるかを競うゲームをしました。37名の来場者に参加していただきました。

〇環境班
ダスターモップによる清掃体験を行いました。体験した方がゴミをすべて集められるよう、生徒が来場者にダスターモップの動かし方などを伝えていました。体験された方にはホコリを取る道具を贈りました。